syrup16g再発@東京国際フォーラムレポ1

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初めての国際フォーラム。
地下鉄日比谷駅から、有楽町駅方面に向かいD2出口から直結。迷わず着いて良かった。入ってすぐの電光案内板を見てニヤける。


時刻は17時15分。目指すは物販ブース。
売り切れてたりしないよね……どこだどこだ?とキョロキョロしながら早歩き。
とりあえずホールA付近まで行こう。

…………。
………………遠い。

途中、再発Tシャツを着て通路の脇にしゃがみ込んでいる人を何度か見掛けて『やっぱりダセ〜!でも羨まし〜!』なんて思いながらガン見しつつ通りすぎる。

D2出口から真っ直ぐ進んで突き当たりに、ホールAへと続く階段発見。
スーツ姿のお兄さん達が「物販は階段上がって〜云々」と声を張り上げている。

売り切れてない!やった!と小走りで階段を駆け上がり、無事Tシャツゲット。
売り切れどころか、ハンガーにかかったサンプルを手にしているのが5人程度、会計のお兄さんの後ろにはTシャツぎっしりの段ボールが沢山。大阪で売っても余りそうな雰囲気。そしたら通販するのかな。

危うく着る用と保存用で何枚か買いそうになったけど半ニート状態で金欠気味だったのでHurtTシャツ1枚でグッと我慢。これから真面目に働いて稼ごうと誓う。


トイレで着替えを済ませ、開場時間まで国際フォーラム内外をぷらぷら。
あちらこちらに「再発」「変態」「昇華」の文字。ファン層はだいたい予想通りで、男女とも20〜30代くらい。安定の黒率。


18時30分頃に連れと合流し、入場。
ホールまでのエスカレーター横にタワレコさん。Hurtはクリアファイル、過去CD・DVDはステッカーの特典つき。まだ余ってたのね。みんな買って買って〜


ホール内に入ってまず目に入ったのはステージのスクリーンに映し出されたHurtジャケット。bgmはU2。これはちょっと意外だった。武道館の時に流れてた「土曜日」が頭によぎる。
スクリーンがあるってことは映像使うんだろうな〜楽しみだな〜と自分の席を探す。

座席は1階の中央後ろ寄り。でもステージはバッチリ拝める感じ。
着席して周りを見渡すと、開演15分前なのに半分くらいしか埋まってなくて『チケット完売したんだよね……?』とちょっと不安になった。
にしても綺麗なホールだ。ここでこれからシロップというのが信じられない。

19時。気付くと座席はほぼ埋まってるが案の定押してる。
ステージ上ではスタッフさんがギターやベースの音を出し最終チェック中。
どんな気持ちで居れば良いのかわからず、とりあえず時計を外し、iPhoneの電源を切り、真顔で姿勢よく座ってた。連れには何度も「どうしたの?」って訊かれた。一応臨戦状態です。



19時を10分くらい過ぎたところで客電が落ち、歓声と共に一斉に立ち上がる地蔵達。

五十嵐、中畑氏、マキリンが下手側より登場。割れるような拍手。

1曲目【Share the light】
ギターを掻き鳴らす五十嵐、始まりを告げるマキリンのベース、地響きするほど力強いドラミングの中畑氏。
誰もが固唾を飲んで五十嵐の第一声を待っていた。

「君の涙を切り取って海に沈めたなら」

鼓膜に届いた瞬間
ああ、帰ってきたんだ
と涙が溢れ出た。







Hurt

Hurt

the last day of syrup16g [DVD]

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